M&Aでの銀行の役割と活用術で資金調達や支援を成功させる方法


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M&Aの銀行相談で確認すべき融資・保証と注意点

M&Aで銀行に相談する際は、融資の出し手、既存借入の債権者、助言者という立場を分けて見ることが重要です。買い手の資金調達、売り手の保証解除、手数料や利益相反の注意点を実務目線で解説します。

目次

  1. M&Aで銀行が関わる場面を先に分ける
  2. 買い手が銀行融資を使う前に整えること
  3. 会社売却で銀行に確認すべき借入と保証
  4. 銀行にM&A支援を依頼するメリットと注意点
  5. 銀行と専門家をどう組み合わせるか
  6. まとめ

M&Aでの銀行の役割と活用術で資金調達や支援を成功させる方法

M&Aで銀行が関わる場面を先に分ける

M&A(合併・買収)で銀行に相談するとき、最初に確認すべきことがあります。それは、銀行がどの立場で話をしているかです。

銀行は信頼できる相談先です。しかし、M&Aでは複数の顔を持ちます。買収資金を貸す立場、既存借入を管理する立場、売り手と買い手をつなぐ立場が重なることもあります。この区別をしないまま進めると、助言を受けているつもりでも、実際には融資審査や債権保全が中心だったという行き違いが起こります。

銀行には資金・債権・助言の3つの役割がある

M&Aにおける銀行の役割は、大きく3つに分けられます。1つ目は、買い手企業に買収資金を貸す資金提供者です。2つ目は、売り手企業に既存借入がある場合の債権者です。3つ目は、候補先の紹介や交渉を支援する助言者です。

同じ銀行が、これらを同時に担うこともあります。たとえば、売り手のメインバンクが買い手候補を紹介し、その買い手に買収資金を融資するケースです。この場合、銀行は売り手の相談窓口であり、買い手の貸し手でもあります。

買い手には買収資金の調達先になる

買い手企業にとって、銀行はM&Aを実行できるかどうかを左右する存在です。買収代金を全額自己資金で用意できる会社は多くありません。専門家費用や買収後の運転資金も必要です。

銀行は、買い手の決算書だけでなく、買収する会社の収益力や買収後の返済力を見ます。買収により売上が増えるとしても、返済原資が弱ければ審査は慎重になります。返済原資とは、借入金を返すための資金の出どころです。

売り手には既存借入の債権者になる

売り手企業に借入金がある場合、銀行は既存融資を管理する立場です。株式譲渡では、会社の借入金は通常その会社に残ります。しかし、株主変更、代表者変更、事業譲渡、合併、会社分割などについて、借入契約で銀行の事前承諾が必要とされていることがあります。

この承諾をバンクコンセントと呼ぶことがあります。バンクコンセントとは、金融機関から必要な同意を得る手続です。確認が遅れると、最終契約の直前に銀行対応が問題となり、M&Aのスケジュールが止まることがあります。

相談窓口として候補先を紹介することもある

銀行は多くの企業と取引しているため、地域や業界の情報を持っています。後継者不在の会社を知っていたり、成長のために買収を検討している企業を把握していたりすることがあります。

特に地方銀行や信用金庫は、地域企業との接点が深いです。表に出ていない事業承継の相談を受けていることもあります。地域内で従業員や取引先との関係を守りながら承継したい経営者にとっては、有力な相談先です。

一方で、銀行が紹介できる候補先は、自行の取引先や提携先に偏ることがあります。遠方の買い手、異業種の買い手、成長投資に積極的な買い手まで広く探したい場合は、銀行だけでは候補先が不足することもあります。

買い手が銀行融資を使う前に整えること

買い手が銀行へ相談するとき、「いくら借りられるか」だけを先に聞いても話は進みにくいです。銀行が知りたいのは、買収後に返済できるかどうかです。

M&A融資では、通常の設備資金や運転資金よりも説明すべきことが多くなります。買収対象会社の実態、買収後の経営体制、統合にかかる費用、想定外のリスクまで確認されるからです。

買収目的と返済原資を言葉にする

銀行に説明すべき最初の論点は、なぜその会社を買うのかです。売上を増やすためか、技術を取り込むためか、人材を確保するためか、販売先を広げるためか。目的が曖昧だと、買収後の事業計画も曖昧になります。

重要なのは、その目的が将来の利益や資金繰りにどうつながるかです。銀行は、買収後の利益やキャッシュフローから借入金を返せるかを見ます。「買えば自然に利益が増える」という説明では足りません。

買収対象会社の決算書も見られる

銀行は、買い手の過去の決算書、試算表、借入状況、返済実績を確認します。さらに、買収対象会社の決算書や事業内容も見ます。赤字、回収が難しい売掛金、過大な役員貸付、簿外債務の疑いなどがあれば、融資条件に影響します。

デューデリジェンスの結果も重要です。デューデリジェンスとは、買収前に財務、税務、法務、労務などを調査することです。見つかったリスクを買収価格に反映するのか、契約条件で手当するのか、買収後に改善するのかを説明できるようにしておきます。

PMIまで説明できると審査の会話が進みやすい

銀行は、買収後の統合計画にも関心を持ちます。PMI(M&A後の統合プロセス)をどう進めるかが、返済力に直結するためです。

誰が買収後の経営を担うのか。従業員にどう説明するのか。主要取引先との契約は続くのか。経理や販売管理の仕組みはどう統合するのか。こうした点が曖昧なままだと、銀行は慎重になります。M&A実務では、ここで判断が止まることがあります。

M&AローンとLBOローンの違いを理解する

M&Aの資金調達では、M&AローンやLBOローンという言葉を聞くことがあります。M&Aローンは、買収資金を目的とした融資の総称として使われます。LBOローンは、買収対象会社の資産や将来キャッシュフローも返済原資として見る融資です。

LBOローンは、ファンドが関与する案件や一定規模以上の買収で使われることがあります。中小企業のM&Aでは、通常の事業性融資として検討されるケースも少なくありません。名称よりも、誰が借りるのか、何を担保にするのか、どの利益から返済するのかを確認する方が重要です。

買収代金以外の費用も資金計画に入れる

M&Aでは、買収代金だけを用意すれば足りるわけではありません。仲介・FA費用、デューデリジェンス費用、契約書作成費用、登記費用、買収後の運転資金が必要になります。

意外と多い落とし穴です。買収代金ぎりぎりで借入を組むと、引継ぎ後に資金繰りが苦しくなることがあります。買収後すぐに設備更新や採用が必要になる場合もあります。資金計画には、余裕を持たせるべきです。

金利だけでなく条件全体を見る

銀行融資を比べるとき、金利だけに目が行きがちです。しかし、確認すべき項目はほかにもあります。融資期間、返済方法、担保、代表者保証、手数料、繰上返済の条件、財務制限条項です。

財務制限条項とは、一定の利益や純資産を維持することなどを借入契約で約束する条件です。条件によっては、買収後の追加投資や新規借入がしにくくなります。メインバンクの提案を尊重しつつ、複数の金融機関で条件を比べることも検討しましょう。

会社売却で銀行に確認すべき借入と保証

売り手にとって、銀行対応は後回しになりがちです。買い手候補との面談や譲渡価格の交渉に意識が向き、借入、担保、個人保証の確認が遅れることがあります。

会社売却では、いくらで売れるかだけではなく、売却後に何が残るかが大切です。特に経営者保証が残るかどうかは、経営者本人と家族の生活設計にも関わります。

借入契約の承諾条項を早めに確認する

まず確認すべき資料は、借入契約書、金銭消費貸借契約書、担保契約書、保証契約書です。株主変更、代表者変更、事業譲渡、合併、会社分割などについて、銀行の事前承諾が必要とされていないかを確認します。

株式譲渡では、会社の借入金は通常そのまま残ります。一方、事業譲渡では、事業に関係する資産や負債を個別に移すため、借入金の扱いが複雑になりやすいです。債務引受が必要になることもあります。債務引受とは、借入金を別の人や会社が引き受けることです。

銀行への説明時期は専門家と設計する

銀行へいつ説明するかは難しい問題です。早すぎると情報管理が難しくなります。遅すぎると、銀行承諾が間に合わず、最終契約や決済の時期に影響します。

一般には、候補先の絞り込みが進み、取引の方向性が見えてきた段階で、専門家と相談しながら説明の順番を決めます。従業員、取引先、金融機関への情報開示の順序を誤ると、不要な不安が広がります。ここは慎重に進めるべきです。

メインバンクには事業継続の説明が必要になる

銀行は、融資先の事業が安定して続くことを重視します。単に「会社を売ります」と伝えるより、後継者不在の事情、従業員の雇用維持、取引先との関係、買い手の信用力を整理して説明した方が理解を得やすくなります。

銀行にとっても、M&Aにより事業が続き、返済が安定することは前向きな材料です。買い手の財務内容、経営体制、買収後の方針を示せれば、承諾や保証解除の交渉が進みやすくなります。

経営者保証の解除は契約だけで終わらない

中小企業の会社売却では、経営者保証の解除が重要です。株式を売却して経営から退くのに、旧経営者の個人保証だけが残ると、大きなリスクになります。

最終契約では、買い手が金融機関と交渉し、経営者保証の解除または差し替えに協力することを定めるのが一般的です。ただし、契約に書くだけでは足りません。実際に銀行が解除を認めるかどうかは、銀行の判断を確認する必要があります。

保証解除は買い手の信用力に左右される

銀行は、買い手の財務内容、借入状況、事業計画、経営体制を見て、旧経営者保証を解除できるかを検討します。買い手の信用力が高ければ、保証の差し替えが進みやすくなります。

一方で、買い手の借入が多い、買収後の資金繰りが不安定、事業計画の根拠が弱い場合は、銀行が慎重になることがあります。譲渡価格が高くても、保証が残れば安心して引退できません。売り手は、価格交渉と同じくらい保証解除の段取りを重視すべきです。

担保や預金の扱いも一覧化する

会社の借入には、不動産担保、定期預金担保、代表者や親族所有不動産の担保が付いている場合があります。会社売却後も担保が残ると、旧経営者や親族の資産に影響が出ます。

M&Aの検討初期に、借入残高、担保、保証、返済予定、金融機関ごとの契約条件を一覧化しておくと、後の交渉が進めやすくなります。社内資料として整理しておく価値があります。

経営者保証ガイドラインの考え方も確認する

事業承継時の経営者保証については、経営者保証に関するガイドラインや、事業承継時に焦点を当てた特則の考え方も参考になります。これらは金融機関と経営者の話し合いを進めるための考え方であり、保証解除を必ず約束するものではありません。最終的には、会社の財務内容、買い手の信用力、銀行への情報開示などを踏まえて、金融機関が判断します。

銀行にM&A支援を依頼するメリットと注意点

銀行にM&Aを相談するメリットは多くあります。特に、普段から融資取引がある銀行なら、自社の業績や経営者の考え方をある程度理解しています。ゼロから説明しなくてよい点は大きな利点です。

ただし、銀行には銀行としての目的があります。融資の安全性、既存債権の保全、取引先との関係維持も考慮します。経営者は、この前提を理解したうえで活用する必要があります。

銀行に相談する主なメリット

銀行の強みは、信用力、資金調達との連動、取引先ネットワークです。機密情報を扱う相手として、銀行に安心感を持つ経営者は少なくありません。普段から決算書や資金繰り資料を共有しているため、初回相談の心理的なハードルも低いです。

銀行は、決算書に表れにくい定性情報も持っています。定性情報とは、数字だけでは分からない情報です。経営者の人柄、地域での評判、取引先との関係、業界内での立ち位置などが該当します。これらの情報が、候補先の紹介や信用判断に役立つことがあります。

買い手は融資と案件検討を同時に進めやすい

買い手企業にとっては、銀行に相談することで、買収候補の検討と資金調達の相談を並行できます。買収額の目安を伝え、どの程度まで借入可能かを早めに確認できれば、無理な条件提示を避けやすくなります。

売り手は、買い手が本当に買える相手かを見ています。買い手が資金調達の見通しを持っていることは、交渉上の信用につながります。

地域内の承継では地元金融機関が力を発揮する

地方銀行や信用金庫は、地域企業の後継者問題や買収ニーズを把握していることがあります。地域内で雇用を守りたい、取引先との関係を維持したい、地元企業に引き継ぎたいという希望がある場合は、有力な相談先になります。

一方で、地域内に候補先が見つからないこともあります。譲渡価格、従業員の処遇、成長可能性を重視するなら、地域外の買い手も含めて検討する視点が必要です。

銀行に依頼する際の注意点

銀行に相談する際の注意点は、利益相反、手数料、担当者の専門性です。利益相反とは、一方の利益を優先すると、もう一方の利益が損なわれる関係のことです。

たとえば、銀行が売り手に候補先を紹介しながら、買い手に融資も行う場合、銀行は成約と融資実行の両方に関心を持ちます。その結果、売り手にとって最も良い条件より、早くまとまる条件が優先される可能性があります。すべての銀行で問題が起きるわけではありませんが、構造として確認すべき論点です。

手数料は最低報酬と計算基準まで確認する

銀行のM&A支援では、報酬体系が案件ごとに異なることがあります。着手金、月額報酬、中間金、成功報酬、最低報酬、外部専門家費用を確認しましょう。レーマン方式を使う場合は、報酬の基準となる金額が何かも重要です。

レーマン方式とは、取引金額などに段階的な料率を掛けて報酬を計算する方法です。同じ料率でも、株式価値を基準にするのか、負債を含む総資産や企業価値を基準にするのかで、報酬額が変わることがあります。中小企業庁の中小M&Aガイドラインでも、手数料や提供業務の説明は重要な確認事項とされています。

担当者がM&A専任とは限らない

銀行の法人営業担当者は、融資には詳しくても、M&Aの契約実務、税務、会社法、労務、株主対応まで深く経験しているとは限りません。M&A専門部署がある銀行でも、案件規模や地域によって担当体制は異なります。

相談時には、過去にどのような規模や業種のM&Aを支援したか、担当者は専任か兼任か、税務・法務は誰が確認するのかを聞くべきです。遠慮はいりません。会社の将来を左右する判断だからです。

銀行グループ内の役割分担も確認する

近年は、銀行本体だけでなく、銀行グループ会社や提携先がM&A支援に関わることもあります。これは選択肢が増えるという意味では前向きです。一方で、誰が助言者で、誰が融資担当で、誰が外部専門家なのかが分かりにくくなることもあります。契約前に役割分担を確認しましょう。

銀行と専門家をどう組み合わせるか

銀行は重要な相談先ですが、銀行だけでM&Aのすべてを判断するのは危険です。会社売却では、譲渡価格、税金、手取り額、従業員、取引先、個人保証、契約条件が絡みます。買収では、投資回収、のれん、資金繰り、PMIが問題になります。

それぞれ専門分野が違います。だからこそ、相談先を組み合わせる発想が必要です。

銀行とM&A支援会社の違いを理解する

銀行とM&A支援会社は、得意分野が異なります。銀行は、資金調達や既存借入の調整、地域ネットワークに強みがあります。M&A支援会社は、候補先探索、条件交渉、プロセス管理、売り手と買い手の調整に強みを持つことがあります。

また、銀行は片側の利益を守るFAとして関与することもあります。FAとは、売り手または買い手の一方に助言する立場です。一方、仲介は売り手と買い手の間に入り、成約に向けて調整する立場です。どちらが良いかは、案件の目的、規模、利益相反の出方によって変わります。

M&A仲介会社の種類も比較対象に入れる

M&A仲介会社には、上場会社系、非上場会社系、会計事務所系・士業系などがあります。税務・会計面まで確認したい会社売却では、税理士法人を母体とする会計事務所系・士業系の代表的なM&A仲介会社であるみつきコンサルティングのような相談先も比較対象になります。

銀行が候補先を紹介してくれる場合でも、その条件が自社にとって最適とは限りません。候補先の範囲、報酬、利益相反の有無、税務・法務の確認体制、成約後の支援範囲を比較しましょう。

売り手は価格・保証・手取りを分けて考える

売り手が銀行に相談する場合、買い手候補の紹介だけでなく、既存借入や保証の扱いを確認できます。ただし、譲渡価格の妥当性や税引後の手取り額は、税務・会計の専門家にも確認すべきです。

株式譲渡なのか、事業譲渡なのかによって、税金や手続は変わります。株主が複数いる場合は、株主間の合意形成も必要です。銀行から「良い相手」と言われても、条件全体が良いとは限りません。

高く売ることと安心して引退することは別問題

譲渡価格が高くても、経営者保証が残る、担保が外れない、税引後の手取りが想定より少ないということがあります。会社売却では、価格と手取りを分けて確認しましょう。

役員退職金を支給するか、株式譲渡益として受け取るか、会社に残る借入をどう扱うかによって、経営者の手取りや買い手の負担が変わります。ここは銀行だけでなく、税理士や公認会計士を交えて検討したい論点です。

買い手は融資可能額と買収判断を分けて考える

買い手にとって、銀行が融資に前向きであることは重要です。しかし、融資が付くから買収してよいとは限りません。銀行は返済可能性を見ますが、買収後の経営判断をすべて保証してくれるわけではありません。

買収対象会社の強み、弱み、従業員の定着、主要取引先の継続、システム統合、税務リスクを別途確認する必要があります。M&Aは資金調達だけではありません。経営そのものの判断です。

相談前に整理しておく情報

銀行や専門家に相談する前に、最低限の情報を整理しておくと話が進みやすくなります。売り手なら、売却理由、希望時期、株主構成、借入金、担保、保証、従業員の処遇希望、譲れない条件です。

買い手なら、買収目的、希望業種、投資予算、自己資金、借入余力、買収後の運営体制、PMI担当者です。業種や売上規模も重要です。同じ銀行相談でも、売上数億円の地域企業と、数十億円規模の買収では必要な支援が変わります。

役割分担を書面で確認する

銀行、M&A支援会社、税理士、公認会計士、弁護士など複数の専門家が関与する場合、役割分担を曖昧にしないことが大切です。誰が候補先を探すのか。誰が価格を検討するのか。誰が契約書を確認するのか。誰が銀行と交渉するのか。

ここが曖昧だと、同じ作業に二重で費用がかかったり、重要な確認が抜けたりします。特に秘密保持契約、基本合意書、最終契約、保証解除の段取りは、責任者を明確にしておくべきです。

銀行の提案を生かし、最終判断は経営者が行う

銀行は有益な情報を提供してくれます。資金調達の可否、地域企業の情報、買い手候補、既存借入の扱いなど、銀行でなければ分からない情報もあります。

ただし、最終的に会社を売るか、買うか、誰に引き継ぐかを決めるのは経営者です。銀行の意見は大切ですが、銀行の都合と自社の将来は必ずしも一致しません。複数の視点を入れて、納得できる判断に近づけましょう。

まとめ

M&Aで銀行を活用するには、融資、債権者、助言者という立場を分けて理解することが出発点です。買い手は返済力とPMIを説明し、売り手は借入、担保、経営者保証を早めに整理しましょう。銀行の信用力や情報網を生かしつつ、税務・法務・M&A実務の専門家も交えて、条件全体で判断することが大切です。

著者:竹川 満 マネージャー / M&Aアドバイザー  

野村證券にて、法人・個人富裕層の資産運用を支援した後、本社企画部署では全支店の営業支援・全国の顧客の運用支援、新商品の導入等に携わる。みつきグループでは、教育機関・介護施設等へのM&Aを含む経営支援に従事 

編集:M&A事業承継アドバイザーズ 編集部|運営:みつき税理士法人 

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